【大久保先生の論文が公開されました】

 弊社のリチウムイオン内包フラーレンを使った大久保敬特任教授(大阪大学工学研究科)ら論文「Multiple photosynthetic reaction centres of porphyrinic polypeptide–Li⁺ @C₆₀ supramolecular complexes」が今週号のChem Comm.に掲載されました。表紙にも採用されています。

 詳しくは下記リンク先をご覧ください。
 http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2015/cc/c5cc07203d

 

 (2015/12/2) 

【東北大学の学際研究重点プログラムがスタート】

 東北大学の学際研究重点プログラムに採択された研究課題「原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成」(未来科学技術共同研究センター産業連携促進プロジェクト)が10月1日、正式にスタートしました。東北大学でリチウム内包フラーレン研究に取り組む各分野の研究者が連携し、2017年度にかけて研究課題に取り組む計画となっています。

 

 ◆学際研究重点プログラムの公募と採択結果について

 http://www.fris.tohoku.ac.jp/fris/research/r-invitation.html
 http://www.fris.tohoku.ac.jp/fris/organization/program/emphasis-program.html

 スタートにあたり、11月24日に東北大学で第1回公開セミナーが開かれました。当社が開発・販売したリチウム内包フラーレンをご購入いただき、多くの論文を発表されている
大久保敬特任教授(大阪大学工学研究科)が講師に招かれました。大久保先生は、リチウムイオン内包フラーレン(Li+@C60)の優れた電子受容性および電子移動特性などについて解説されました。


 セミナーの概要は下記リンクをご覧ください。

 http://www.niche.tohoku.ac.jp/?p=2597

 東北大学は今後も、これまで研究成果を発表されている研究者の先生方をお招きし、この分野の研究の早期の活性化を図ることを計画しています。

 

 

(2015/12/2)

【大阪大学・小久保グループが学会発表しました】

 大阪大学工学研究科の小久保研准教授らが、下記のシンポジウムで当社のリチウム内包フラーレンを使った研究の成果を発表しました。詳しくはリンク先をご覧ください。

 

【第49回フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム】

 講演内容「一電子移動を経由した[Li+@C60]NTf2- とアネトールとの熱的[2+2]環化付加反応」

 http://fullerene-jp.org/jp/sympo49/index.html

 

【π造形科学 第2回公開シンポジウム】

 講演内容「熱的[2+2]一電子移動反応によるリチウムイオン内包フラーレン誘導体の合成」

 http://pi-figuration.jp/symposium/open2/

 

 講演要旨(リチウムイオン内包フラーレンとドナー性アルケンであるアネトールとの[2+2]環化付加反応を行った。‌‌‌この反応では元のフラーレンとは異なり、アルケンからリチウムイオン内包フラーレンへの熱的電子移動を経由し、反応が進行したことが確認された)

 

 (2015/9/30)

【理研・鈴木氏らが学会で発表します】

 理化学研究所・鈴木晴氏らは弊社のリチウム内包フラーレンを使った研究で下記の成果を挙げました。研究成果は分子科学討論会と熱測定討論会で発表されます。各学会の日程はリンク先をご参照ください。


◆テラヘルツ分光法によるリチウムイオン内包フラーレン[Li+@C60](PF6-)の物性研究

 (2015/9/18、第9回分子科学討論会


 (概要)[Li+@C60](PF6-)のテラヘルツ吸収分光測定(1-10 THz)を行い,C60フラーレン分子に内包されたLi+イオン位置の秩序化を調べた. 



◆リチウム内包フラーレン[Li@C60](PF6)の熱容量と相挙動

 (2015/10/10、第51回熱測定討論会


 (概要)[Li+@C60](PF6-)の熱容量測定(2-400 K)を行い,C60フラーレン分子に内包されたLi+イオン位置の秩序化転移,およびC60分子とPF6-イオンの配向秩序化転移を調べた.


(2015/9/9)

【産総研・末永氏の論文が公開されました】

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所・末永 和知首席研究員らの論文が、NATURE COMMUNICATIONsのWEB版で公開されました。詳しくは下記のリンク先をご参照ください。


 ◆K.Suenaga et.al,Single-atom electron energy loss spectroscopy of

light elements.Nature Communications 6,Article number:7943


 (概要)低加速電子顕微鏡を用いて、リチウムを含む軽元素を原子一つ一つの精度で可視化することに成功した。

 

 ※産総研HPに、日本語の説明が掲載されています。合わせてご覧ください。

  https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2015/pr20150731/pr20150731.html



(2015/9/9)

【論文が公開されました】

 弊社のリチウムイオン内包フラーレンを使った大阪大学とミゲルエルナンデス大学、慶応義塾大学、テキサス大学、東北大学との共同研究の成果がそれぞれ論文としてまとめられ、専門誌のWEB版で公開されました。詳しくは下記のリンク先をご参照ください。

 

Y.Kawashima et. al,,Near-Infrared Photoelectrochemical Conversion via Photoinduced

Charge Separation in Supramolecular Complexes of Anionic

Phthalocyanines with Li+@C60. J. Phys. Chem.B 2015, 119, 7690−7697


 (概要)リチウムイオン内包フラーレンとアニオン性フタロシアニンからなる超分子電荷分離システムの構築と太陽電池の作製を行った。電荷分離状態の寿命はこれまでのリチウムイオン内包フラーレンを含む電荷分離システムの中では最長の値を得ることが出来た。


 

◆ Christina.M. Davis et. al, Photoinduced electron transfer in a supramolecular triad produced by porphyrin anion-induced electron transfer from tetrathiafulvalene calix[4]pyrrole to Li+@C60. Chem. Commun., 2015,51, 9789


 (概要)リチウムイオン内包フラーレン、アニオン性ポルフィリンとアニオンレセプターを組み合わせることにより、超分子内で熱及び光による二段階の電子移動を観測することが出来た。

 


◆Mustafa Supur  et. al, Graphene oxideLi+@C60 donoracceptorcomposites for photoenergy conversion. Phys.Chem.Chem.Phys.,2015, 17, 15732


 (概要)リチウムイオン内包フラーレンとグラフェンを組み合わせた太陽電池の作製を行った。またリチウムイオン内包フラーレンとグラフェンの相互作用についても詳細に検討した。


 

◆H. Isobe et. al, Modulation of energy conversion processes in carbonaceous molecular bearings. Chem. Asian J. 10.1002/asia.201500673

 (概要)リチウムイオン内包フラーレンを軸とする分子ベアリングを構築、分子内でのフォトダイナミクスについて検討した。

(2015/9/2)

【キャンペーン第2弾を実施】

 昨年実施し好評だった本数お試しキャンペーン第2弾を実施します。これを機会に、よりこの材料の面白さを多くのみなさまに体験していただければ幸いです。


 各製品、下記以外の容量取り扱いも御座います。詳しくは当社まで問い合わせ下さい。

[Li@C₆₀]PF₆⁻ Salt, single crystalsは〔Li@C₆₀〕PF粉末を再結晶化によって作成した単結晶化で、より高純度化を図りました。[Li@C₆₀]NTf₂⁻ Salt, powderは溶媒に溶けやすく、化学的により安定な〔Li@C₆₀〕塩です。

*本製品はLi+の内包と外接を見分けるNMRによる評価結果を添付するとともに、Ar封入アンプルにパッケージします。 

 

(6/24/2015)

【製品情報を更新しました】

 イデア・インターナショナル㈱はこれまで、製品にTOFMSと元素分析のデータを添付し、内包と純度の参考にして頂いていました。その後の開発の結果、NMRによってLiの内包・外接の区別、純度の評価がより正確にできる見通しがたった事から、より真値に近いNMR評価データを基に純度purityを規定し、スペクトルを参考にお付けする事にしました。製品自体の内容・価格は従来と変わっておりません

(6/24/2015)

【權垠相先生がISNA162015MADRIDで報告されます】

 東北大学理学研究科の權垠相准教授が7月7日、スペインで開かれる「 International Symposium on Novel Aromatic Compounds (ISNA-16)」*1)にポスターセッションで参加されます。詳しくはISNA16特設サイトのプログラムをご覧ください。

 http://www.isna16.org/index.php/program/scientific-program

*1 ISNA16は1970年、東北大学の故野副鉄男先生らの有機化学研究グループの手で設立された国際会議です。今年はKekureがベンゼン環の発表をして150周年になる記念すべき年、意欲的な研究成果の報告が期待されているそうです。

(6/1/2015)

【大久保先生の論文が公開されました】

 弊社のリチウムイオン内包フラーレンを使った大久保敬特任教授(大阪大学工学研究科)らの研究成果が論文としてまとめられ、Chem Comm.のWEB版で公開されました。そのままでは水に難溶性の[LI+@C60] PF6-の水中でのナノレベルの分散に関する新しい情報です。詳しくは下記のリンク先をご参照ください。

 

◆K. Ohkubo et. al, Singlet oxygen generation from Li+@C60 nanoaggregates dispersed by laser irradiation in aqueous solution†ChemComm 2015,51, 8082-8085 

Singlet oxygen generation from Li+@C60 nano-aggregates dispersed by laser irradiation in aqueous solution - Chemical Communications (RSC Publishing)

(6/1/2015

【權先生、川島氏の論文が公開されました】

 弊社のリチウムイオン内包フラーレンを使った權垠相助教(東北大学)、川島雄樹氏らの研究成果がそれぞれ論文としてまとめられ、, それぞれMol. Cryst.Liq.Crystと Chem. Asian JのWEB版で公開されました。詳しくは下記の各誌リンク先をご参照ください。

 Eunsang Kwon,et al. Dynamic Behavior of Lithium-Cation in a C60 Fullerene Cage Elucidated by Terahertz Spectroscopy, Mol. Cryst. Liq. Cryst., Vol.598: pp28-31, 2014


◆Y. Kawashima et al., Efficient Charge Separation in Li+@C60 Spuramolecular omplexes with Electron Donors, Chem. Asian J., 2015,10, in press


(8/12/2014)


【大久保敬先生の論文が公開されました】             2014/10/15

 弊社のリチウムイオン内包フラーレンを使った大阪大学・大久保敬先生らの研究成果が論文としてまとめられ、各誌のWEB版で公開されました。詳しくは下記の各誌リンク先をご参照ください。


 Robust Inclusion Complexes of Crown-ether-fused Tetrathiafulvalenes with Li+@C60 Affording Efficient Photodriven Charge Separation

 Chem.Eur. J. 2014, 20, in press.


Supramolecular Formation of Li+@PCBM Fullerene with Sulfonated Porphyrins and Long-Lived Charge Separation
 ChemPhysChem

 

Photoinduced Electron Transfer in a Charge-Transfer Complex Formed between Corannulene and Li+@C60 by Concave-Convex p-p Interactions,

 J. Am. Chem. Soc.


2014年

8月

20日

【松尾先生・小久保先生の論文が紹介されました】

Journal of the American Chemical Society(JACS)に掲載された松尾豊先生(東京大学)、小久保研先生(大阪大学)の論文「Kinetic Study of the Diels–Alder Reaction of Li+@C60 with Cyclohexadiene: Greatly Increased Reaction Rate by Encapsulated Li+」が、JACSのSpotlightsと米化学会ACSの広報誌C&ENでそれぞれ紹介されました。同論文には、弊社のリチウム内包フラーレンを使った実験の成果がまとめられています。詳しくは下記をご覧ください。

 

▶JACS/Spotlights

 「SPEEDY DIELS−ALDER: A LITTLE LI+ GOES A LONG WAY」

 

▶ACS/C&EN
 「SPEEDING UP C 60 CYCLOADDITIONS」

 (20/8/2014)

2014年

8月

07日

【本数限定お試しキャンペーン】

〔進化したリチウム内包フラーレンをお求めやすく〕


 

  

 多くの優れた研究成果を生み出し続けている〔Li⁺@C60〕PF₆に続き、当社はお客様のご要望に応えるため以下の新製品を開発・発売開始しました。

 これを機会に、より多くのみなさまにこの材料の面白さを体験していただき、さらなる魅力を引き出したいと、本数限定のお試しキャンペーンを実施することにいたしました。サイズ、価格とも、お求めやすい設定にしております。

 

 

 

 

 

           Product                            Unit     Price(YEN)    Maker Cord

 

NEW①  [Li⁺@C₆₀]NTf₂⁻ Salt,powder       2mg      50,000      001E01

     

       [Li⁺@C₆₀]PF₆⁻ Salt,powder       1.3mg   28,000   001D04TE1

     

       [Li⁺@C₆₀]PF₆⁻ Salt,powder       3mg    50,000   001D04TE2

 

NEW②  [Li⁺@C₆₀]PF₆⁻ Salt,single crystals  3mg      ※        001F01

      

     ※価格はお問い合わせください

 

①は溶媒に溶けやすく、化学的により安定な〔Li⁺@C₆₀〕塩です。

②は〔Li⁺@C₆₀〕塩単結晶です。従来提供してきた〔Li⁺@C₆₀〕PF⁻粉末を単結晶化し、より高純度化を図りました。

 

 これらのサンプルは、NMRによる評価結果を添付するとともに、Ar封入アンプルにパッケージします。輸送中やお手元での保管中、思わぬトラブルによる品質劣化を避けられるように配慮しております。

 

 

 

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2014年

7月

24日

【リチウムイオンがフラーレンの反応性を2400倍向上】

 東京大学大学院理学系研究科の松尾豊特任教授、大阪大学大学院工学研究科の小久保研准教授、名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科の青柳忍准教授らは共同で、世界で初めてリチウムイオン内包フラーレン(Li+@C60、注2)の反応性を定量的に測定しました。その結果、リチウムイオンが入っていない通常のフラーレンC60(注3)と比較して、ディールス・アルダー反応の速度が約2400倍速くなるという、リチウムイオンの“分子内封入触媒効果”が明らかになりました。

 

 詳しくは東大の下記サイトをご覧ください。

 

http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2014/36.html

 
(2014/7/24)

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【論文リストを更新しました】


弊社のリチウム内包フラーレンを使った研究成果の論文リストを更新しました。
詳しくはこちらをご覧ください。 


(2014/5/14)

 

 【大澤賞に大阪大学・大久保氏】
 
第10回大澤賞に、大阪大学の大久保敬特任准教授が決まりました。
弊社のリチウム内包フラーレンを使った研究の成果です。
大久保先生、誠におめでとうございます。

 

(2013/9/18)

 

①【青柳氏、大久保氏、川島氏がECSmeetingで招待講演】
名古屋市立大学の青柳忍准教授、大阪大学の大久保敬特任准教授、同大学博士課程の川島雄樹さんが、5月12~16日にカナダ・トロントで開かれる「The Electrochemical Society(ECS)」meetingに招待されました。3氏は弊社のLi⁺@C₆₀を使った研究の成果を発表します。詳細はイデア・インターナショナルNEWSをご参照ください。

 

  ②【Li+@C60を使った研究の成果が続々と発表されています】
弊社のLi+@C60を使った研究の成果が近年、相次ぎ発表されています。主な雑誌に掲載された研究をご紹介します。 

 

(2013/4/18)